SWANS RIDGELINE & SMITH I/OX
ゴーグルを2機種使用してみての比較レビューを行います。
比較対象はスワンズのリッジライン、スミス I/OXです。
この二機種を購入した経緯は・・・・
- 眼鏡対応
- 雨天も使える(調光か2枚組)
- 曇らない
- アジンフィットに対応
このことから大きめのゴーグルを狙うことになりました。まずは製品概要から。
RIDGELINE-CU/MDH-SC-PAF
[box class=”glay_box” title=”スペック”]
かつてない「 視 界 体 験 」
ワイドレンズで眼鏡にも対応。着け心地も新たな「呼吸するゴーグル」
ーA-BLOW SYSTEMー
レンズがポップアップするA-BLOW SYSTEMは、ワンタッチでゴーグル内の湿気を換気し快適な視界をキープすることができます。
ーHYBRID FRAMEー
新構造のハイブリッドフレームは、ハードフレームの頑丈さとソフトフレームの心地よいフィッティングを兼ね備えています。フレームが大型設計なので、メガネとの併用も可能です。
ーWIDE VIEWー
従来の大型ゴーグルよりも約20%大きくなった視界は、安全で快適なライディングを提供します。
レンズにはPREMIUM ANTI-FOG(プレミアムアンチフォグ:PAF)くもり止め加工が施された成型球面ダブルレンズを採用。
レンズ表面にはクラリテックスコート(撥水加工)を施しており、雨や雪などの悪天候でもレンズへの水滴や雪の付着を防ぎ、汚れの付着も抑え、クリアな視界を確保します。
環境に合わせて紫外線の量で明るさが変化する全天候レンズ「調光ULTRAレンズ」搭載。
フレームカラー | マットブラックF |
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レンズカラー | アイスミラー×ULTRAライトパープル調光 |
可視光線透過率 | 17%から35% |
紫外線透過率 | 0.1%以下(UVカット99.9%以上) |
レンズ形状 | 成形球面レンズ / ダブルレンズ |
フレーム機能 | A-BLOW SYSTEM / HYBRID / WIDE VIEW メガネ対応 / ヘルメット対応 / 超撥水メッシュ ノンスリップストラップ / ラウンドバックル(BH-12) |
付属品 | ゴーグル用巾着袋、取扱説明書 |
生産国 | 日本製 |
レンズ機能 | 調光ULTRAレンズ / ミラーレンズ PREMIUM ANTI-FOG (くもり止め加工) クラリテックスコートレンズ |
対象年齢 | 大人用 |
レンズカラーの説明 | アイスミラー×ULTRAライトパープル調光 フォトクロミック・テクノロジー(調光)を搭載した高機能レンズ。ULTRAレンズの特徴である「凹凸が見やすい」機能はそのままに、降雪時や曇天時から晴天時までのあらゆる環境下で、レンズの明るさを自動的に調整する全天候レンズです。 |
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SMITH I/OX Black Chromapop Sun Red Mirror/CAT3
[box class=”glay_box” title=”ラベル名”]
まだまだ根強い人気のラージスタイル。上下左右の視界の広さは特記もの。デビュー以来、多くのメーカーがこのスタイルをコピー。シンプルで安全性に優れるレンズ交換システム。I/OX ほど様々な機能を搭載した過激で傲慢なスタイルのゴーグルは他に存在しない。このラージゴーグルがいかに軽いかをぜひ手に取り確認してほしい。今シーズンも透明感、視界性&飛び抜けたコントラストを誇るクロマポップレンズを採用し、より機能的に武装。クロマポップレンズ2枚標準装備(調光モデルを除く)。
VISION+FIT
+ 晴天用と曇天用の2枚のクロマポップレンズ標準装備
(調光モデルはクロマポップ調光とクリアレンズの2枚、I/O7はクロマポップとクリアレンズの2枚)
+ サーマルフォジット・ガスケットを採用
アウター&インナーレンズをエンデュラロック・グルーで圧着
+ TLTレンズテクノロジー(歪みのないクリアな視界)
+ 特許を持つポレックスフィルター(2枚レンズの中に空気だけを通し水を通さない構造)を装備
+ 金型成形のポリカーボネイト素材の、球面カーボニックX レンズ採用
+ 5X アンチフォグ・インナーレンズ(水蒸気をインナーレンズ内部にとじ込め曇りの
原因を抑える。通常のSMITHフォグX・インナーレンズの5倍の曇り防止機能がある)
+ クイックリリース・レンズチェンジシステム(CHANGE IS EASY)
+ 3レイヤー DriWix フェースフォーム
+ ヘルメットとの最高なインテグレーション(可変式アウトリガー・ポジション・システム装備)
POREX TECHNOLOGY
世界No.1 のレンズ技術の頂点であるポレックスフィルターを装備。水の分子を通さず、空気だけを通過させる特殊素材でレンズの剥がれとレンズ内の曇りを根本から解決します。2枚のレンズは通常の超高密度スペーサーフォームで圧着。SMITH は常にレンズテクノロジーをリードし、業界のスタンダードを確立します。サングラス用レンズと変わらないポリカーボネートレンズを一枚一枚金型成型。表面の傷への耐久性、衝撃強度、透明度、コントラストの再現力に優れます。” 見える” レンズのための品質です。
SIZE
+ I/O MAG ミディアムフィット
+ I/O 7 ミディアムフィット
+ I/O ミディアムフィット
+ I/OX ラージフィット
+ I/OS スモールフィット
AND MORE
+ レスポンシブ・フィット・フレームデザイン
+ ウルトラワイド・ストラップ
(ズレ防止の裏側シリコン加工)
+ クイック・バックルシステム
(素早い脱着が可能なクリップバックル採用)
+ マイクロファイバー素材ゴーグルバック
(スペアレンズ用スリーブ付き)付属
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写真で比較
では写真と一緒に比較しながらレビューします。
まず大きさでいうとI/OXの方が大型。ミラーレンズという事もあり、装着時の威圧感は結構あります。スワンズは調光レンズと言うこともあって、デザインは大人しい印象。
正直ミラーレンズはあまり好きではないことから、この晴天レンズChromaPop™ Sun Green Mirror VLT 9%より、雨天レンズChromaPop™ Storm Yellow Flash VLT 65%の方が好み。しかし2枚レンズが付いてくるのはI/OX、お得感あります。
パッドはI/OXの方が豪華な感じがしますが、作りの良さ質の良さではスワンズの方が上。全体的にI/OXは大味な作りで、手に持ってフレームをたわませたりするとよく分かります。
問題の横幅。眼鏡対応のリッジラインですが、明らかにI/OXの方がデカい。私は普段JINSのスリム眼鏡を使っていますが、リッジラインを装着すると眼鏡とゴーグルが干渉して顔が圧迫されます。I/OXの装着は眼鏡を掛けていても非常にスムーズ。
曇りにくさはどちらも通常問題ありませんが、リッジラインにはゴーグルを半開する機能が付いています。ほとんど曇らないのであまり使用することはないですが、バックカントリーなどで体温が上がってくると便利かもしれません。
ゴーグルの装着のしやすさではリッジランですね。こういう細かい部分は流石日本企画の物が有利。
総評
当初はレンズ交換をするのが面倒になりそうで、調光レンズに拘って探していた部分がありました。実際使ってみると調光レンズだと明るすぎて目が痛くなる日もあり、ゲレンデではレンズ交換が無難かと思うようになりました。バックカントリーのような天候が変わりやすい状況では、調光レンズの方が手間がなくて良さそう。
メーカーが眼鏡装着対応と謳っていても、機種によってかなり圧迫感があることは知っていたので、小振りなフレームはやはり駄目。GIROのVIVIDレンズも惹かれたのですが、ラージフィットを謳うsmithを購入して正解でした。
傷の目立ちにくさはスワンズの調光レンズの方が目立ちにくいですね。ミラーコートでないことが大きいのでしょう。
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