レビュー SNOWPEAK Trek 900 & Belmont BM-271 650FC
スノーピーク トレック900、ベルモント チタンスタッキングクッカー650FCの比較レビューを行ってみたいと思います。こちらも一連の軽量化計画の一部。
一番最初に購入したトレック900も悪くはないのですが、日帰り登山などにはちょっと大きすぎる感じ。1~2人前くらいの調理であれば、半分くらいの大きさのクッカーでも十分だと思ったのがベルモントのクッカーを買ったきっかけです。
ベルモントを選んだのは日本製であるという事に加え、チタン特有の焦げ付きが少なくなるフッ素加工がしてあったこと。水を沸かすだけならいいですが、何かを焼いたりする場合はフライパン側に焦げ付き防止の処理がしてあった方がよいと思います。
SNOWPEAK 900 Trek 900 SCS-008
こちらは初めて買ったクッカーになります。定番のスノーピークのクッカーでユーザーも結構多いはずです。実際何度か使用した感想を言うと、低温でも結構早くお湯も沸いてくれて、大容量の水が沸かせるので便利です。しかしこのクッカー、結構大きいためザックの中で幅を利かせます。
ちなみにバーナーの250ガス缶が隙間なくぴったり入り、合わせてソトのマイクロレギュレーターが同梱できます。
下部のみ162g。
上部のみ87g。合わせて249g。
250缶がぴったり入ります!
Belmont BM-271 650FC
では今回メインのベルモント チタンスタッキングクッカー650FCを見て行きます。
オフィシャルページはこちらhttp://belmont.co.jp/bm-271
開封の儀。
下部は86g。軽い!
上部は69g。こちらはフッ素加工がしてありチタン特有の焦げ付きなどを防ぎます。上下合わせて155g。
側面まで熱が伝わりやすいスピン加工がしてるとのこと。プレス加工ではないんですね!
110gのガス缶が収納できるとちゃんと謳っていますね。
110缶を収納するとこんな感じに。しかし110缶を入れても余裕ですが、もしかして・・・・
飛び出てますが一応入りました!
蓋も締まりました!しかしレギュレーターを入れる余裕は無さそうです。
[box class=”red_box” title=”注意点”]
- 購入後は煮沸を3~5分行うこと
- スチールタワシなどの硬いものでフッ素樹脂を擦ると剥がれる原因になる
- 水で急激に冷やすのもフッ素が剥がれる原因になる
[/box]
ということで、一度沸かしてみました。トレック900と比べても特に沸きにくい印象はありません。それよりもトレック900よりも造りがしっかりしている印象。
フライパン側も一度沸騰させてみましたが、ちょっと温まるのムラがあるような気もします。
比較
横幅はそこまで大きく変わりません。そもそもベルモントも250缶が入るので内径には差があまりないです。背の高さが結構違いますのでコンパクト差は断然違ってきますし、チタン製なので非常に軽量。日帰り~1拍程度なら十分ではないでしょうか。
取っての形状はどちらかと言えばトレック900の方が安定感があります。ベルモントは細長く本体側の固定部が狭いのでちょっと不安定。
作りとしてもベルモントの方が丁寧に作られている印象があります。触った感じの質感、持った感じのバランスも堅牢な感じ。
もし気に入ったら大型版のBM-272 チタンクッカー1000FCも購入候補としていいかもしれません。
しばらくベルモントを使っていき、状況によって使い分けしていきたいと思っています。
※記事を作成している時点で両製品とも品薄です。
おまけ
レギュレーター250缶、110缶装着してみました。(左250、右110)
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レギュレーターは非常にコンパクト。同梱するには便利です。
定番スノーピークシェラカップ。お湯が冷めやすいのが難点。しかし軽量でつかいやすい。
こちらも非常に重宝してます、スノーピークチタンスプーン。これがあると箸の出番がない。
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