レビュー ブラックダイヤモンド グローブ 2
私が登山をはじめた当初から、ブラックダイヤモンドに限ってグローブを購入しています。最近いくつか購入したので、新しくご紹介していきます。
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スパークは汗をかくと脱ぎ履きが非常に難しくなるので手放しました。
グリセード
[box class=”pink_box” title=”ホームページより”]
-17度(摂氏)まで対応し登山からバックカントリースキーまで幅広く使えるオールラウンドモデル。コストパフォーマンスに優れます。
・防水透湿素材BDRYを採用
・軽量で耐摩耗性に優れる4ウェイストレッチパーテックス®シールドシェル
・ライナーの甲とパームにシンサレートインサレーション(100g/平米)
・ゴートレザー(山羊皮)製パーム
・ケブラー®ステッチ補強
・カラビナループ
・ドローコードカフクロージャー
温度域 | -17/-1度 |
重量 | 175g(M) |
サイズ | XS、S、M、L、XL |
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ブラックダイヤモンドのグローブで最初に購入したのがこちら「グリセード」。最初は高価な買い物と思いましたが、意を決してXSとSを購入。手の小さい私はXSがピッタリでしたが、フリースのグローブを嵌めるならSがいいと思います。
冬の低山でも問題なく役割を果たしてくれますが、水分を吸いやすく乾きにくい。冬場に自然乾燥だと3日ほど完全には渇きません。また撥水効果も落ちるようで、何度か使用した後にはニクワックスで撥水処理を施しています。
物も握り易く軽量、ゲレンデ、登山と使いやすい!が、連日の使用、雪山登山にはちょっと不安がある手袋。-10℃を下回って風が吹いている状態だと、フリースインナーを併用しないとキツイ。
使い勝手の良いグローブで今のところのメイン。しかし単体だと不安なので予備のグローブ必須というところでしょうか。
モンブラン
[box class=”pink_box” title=”ホームページより”]
ツールのグリップ性能に優れ、撥水性のあるナイロン生地を用いた軽量グローブ。山岳マラソンレース、ウルトラマラソンなど激しいアクティブティに対応するグローブです。
・撥水性ナイロンシェル
・シリコングリップを採用、通気性に優れたパーム素材
・親指と人指し指にタッチスクリーン操作対応生地採用
・長くなったストレッチカフ
温度域 | -4/4度 |
重量 | 56g |
サイズ | XS、S、M、L、XL |
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次に夏山登山用に購入したのが「モンブラン」。
伸縮性があり、フィット感よし。シリコンが手のひらに張ってあるので、ストックグリップ向上、鎖場や岩場でのグリップ向上。
着脱もしやすいので、夏場は重宝します。
スマホのタッチ感は微妙ですね・・・。
ガイド フィンガー
[box class=”pink_box” title=”ホームページより”]
ミトンの保温性とグローブの操作性を両立する、トリガーフィンガータイプ。プロフェッショナルのハードな使用にも耐え、厳冬期の登山/バックカントリースキーに最適です。
・リムーバブルライナー(ゴアテックス®プラスウォームテクノロジー)
・丈夫な4ウェイストレッチナイロンシェル
・インサレーションにプリマロフト®ゴールド(170g/平米)とボイルドウール
・パームにフリースライニング(300g/平米)
・ゴートレザー(山羊皮)製パーム/補強パッチ付き
・ドローコードカフクロージャー
・フォームナックルパッド
・カラビナループ
温度域 | -31/-12度 |
重量 | 340g(M) |
サイズ | XS、S、M、L、XL |
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まだあまり使用出来てないですが、インナーとアウターが分離できるロブスター型手袋。
ゴートレザーが硬くて物を持つのは苦手ですが、ミトンよりはマシ。非常に暖かくー20℃のゲレンデや山に行く時はこれで安心。
ピッケル、スキー、アイスクライミングなどには、ゴートレザーの方が生地の破れには強いでしょう。
グリセードとの比較。
こちらはブラックダイヤモンドのグローブではお馴染みのループ。
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袖を絞るギミックも共通。
インナー有り。
インナーなし。
下部はマジックテープが付いています。
タグにはニクワックスが付属していました。
ソロイスト フィンガー
[box class=”pink_box” title=”ホームページより”]
対応温度域-29度(摂氏)。極寒のアルパインクライミングや登山で活躍するトリガーフィンガーグローブ。保温性と操作性のバランスに優れています。
・リムーバブルインナー(防水透湿素材BDRY)
・軽量で耐摩耗性に優れる4ウェイストレッチナイロンシェル
・リムーバブルインナーにプリマロフト®ゴールド(340g/平米)インサレーション、ハイロフトフリース
・ゴートレザー(山羊皮)製パーム/補強パッチ付き
・ケブラー®ステッチ補強
・カラビナループ
リストストラップ、ドローコードカフクロージャー
温度域 | -29/-12度 |
重量 | 261g(M) |
サイズ | XS、S、M、L、XL |
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「ガイド」ほどゴツくなくてもいいという人は、こちらのソロイストでもいいと思います。
私の場合は「グリセード」の保険としてのグローブでしたが、最初にこれを買えば一つで大体のケースに対応できるはず。
ガイドとの比較。
手首にはバックルが付いています。
ソロイストのインナーにはゴアテックスのタグが付いていませんでした。
PERTEX SHIELDのタグ。
グローブリーシュ
横着して付けていませんでしたが、グローブリーシュは必須。先日リフトに乗っていてポロっとグローブを落としてしまいました。
落下防止できればなんでもいいと思います。今回グローブの数だけリーシュを取り付けました。
総括
スキーや冬季登山にはグローブは必須ツール。ちょっとまとめてみます。
[box class=”yellow_box” title=”まとめ”]
- フィンガータイプは物を掴み易いが、保温性が落ちる
- ミトンは着脱が容易で保温性に優れるが、物やストックが持ちにくい
- フィンガータイプ、ミトンタイプの間、ロブスタータイプはそのいいとこどり
- ブラックダイヤモンドの対応温度表記は、無風時の対応温度と思った方がいい
- 実用対応温度はスペック温度プラス10度くらい
- 手汗でグローブ内部が濡れると乾かない
- 長時間の行動に予備グローブは必須
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ロブスター型はまだまだ実地テスト出来ていないので、今後気づいた事があればこちらに追記します。
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