大山 ユートピアコース

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大山ユートピアコース

2017年10月鳥取県の大山に登ってきました。夏口登山道は10年以上前に一度行きましたが、今回は険しいユートピアコースを選択。
まだ初心者の私はこの登山で人生初めての「ハンガーノック」を経験しました。

初心者が失敗しないためのハンガーノック基礎知識まとめ

山小屋につくと手足の震え、硬直、視界が狭まるなどの症状がおこりました。山小屋で食事を取ると落ち着き、下山と同時に再度発症。ふもとの「天狗茶屋」にて食事をすると徐々に落ち着きました。
これはおそらく私の食事に問題があり、カロリー不足に陥ったことが原因と思われます。そしてモンベルのツオロミーブーツも靴擦れを起こし、いろいろ勉強させられた登山となりました。

 

天狗茶屋

登山道入り口にある「天狗茶屋」でお蕎麦を頂きました。
やっぱり登山後のごはんは美味しいですね。

ハンガーノック

恥ずかしながら「ハンガーノック」という言葉は、下山後に調べて初めて知りました。ただ症状から疲労による低血糖状態、というのはなんとなく登山中にも理解してはいました。
私自身何年前か前からトレーニングを日課としていましたので、自分の体力を過信していたのかもしれません。

  1. 筋力量多い
  2. 馬力がある
  3. エネルギーを消費する

この簡単な図式が頭ではわかっていましたが、エネルギー摂取(カロリー計算)を甘く見積もったのが原因の一つとして考えられます。

ハンガーノック(英:Hitting the wall)とは、日常生活で体験することはまれで、激しく長時間に渡るスポーツ時に、極度の低血糖状態になることをさす。自動車に例えるならばガス欠であり、肉体がエネルギーを失った状態を意味し、自らの意志とは関係なく、体は動きを停止する。意識がはっきりしている場合でも、思考は通常より鈍る。

カロリー計算

登山前には登山に必要なカロリー計算を行いましょう。ハンガーノックを引き起こしてからではエネルギー摂取に時間が掛かってしまいます。
「登山 カロリー 計算」で検索を掛けると計算サイトが出てきますので、一度は計算してみてください。登山中だけで一日の必須カロリーの何倍もカロリーが必要となります。

反省点と今後

反省すべき点

  1. 登山所要時間7時間に必要なカロリー摂取を怠った
  2. 登山靴を正しくフィッテイングが出来ていなかった
  3. 経験不足による自分の体調変化に気づけなかった

今後

  1. 必要最低限でなく、必要十分の携行食の準備
  2. 登山に耐えうる登山靴を用意
  3. 体調が悪くなれば即座に下山を検討

笑ってしまうような失敗ばかりです。あとから見ればこれを機会に装備の重要性や、自分の体力の限界値が少し分かったように感じます。ここから少しずつ登山に関する勉強を初めていくことになりました。

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