最初の登山靴
最初のハードウェア
登山をするには最初に靴を購入される方が多いと思います。そしてネットみてもショップに行っても、靴の種類の多さに困惑することとなります。
この記事では可能な限り簡単に、購入するべきに注意する点を記載していきます。
登山靴とそれ以外の靴の違い
まず普段の靴から見直して行きましょう。
大きく分けて私たちが履いてる靴は・・・・
- スニーカー
- 革靴、紳士靴(ヒール靴)
- ブーツ
ここで注意なのはブーツです。
見た目が登山靴のようにハイト(ブーツ丈)高くゴツくても、中身や機能性が全然違います。重要なのは防水性とシャンク(靴底)の硬さです!斜面を登るときにふにゃふにゃの靴底では、足が痛くなってしまいます。捻挫対策のために足首まであるハイト、手で曲げようとしても曲がらない靴底の硬い登山靴を選びましょう。
選び方を分かりにくくする用語
まず「ハイキングシューズ」「トレッキングブーツ」といった名称を一旦忘れましょう。
日本にある初級者~中級者向けの山には、厳冬期を除き「足首を守るハイト」「硬い靴底」が必要です!知識がないからこそ、靴くらいはオーバースペックの方がいいと思っています。
[aside type=”normal”]選び方補足
10本詰めアイゼンが付けれるくらいに硬い靴底
アイゼンを付けれるということは、防水性能があることが前提[/aside]
フィッテイング
靴はフィッテイングが命と言ってもいいです。
そしてこのフィッテイングはプロにやってもらうことが一番です。あえて言いますがこのフィッテングのプロは、普通の店員にはできません。過去の失敗から普通の靴の売り場の店員は信用できない、と思っています。
靴下
登山専門店に行ってフィッティングをお願いするわけですが、その前に靴下を買って行きましょう。
おすすめはフィッツやスマートウールの中厚手から厚手生地の靴下です。靴下によって登山靴の履き心地が全く変わってきますので、ここは妥協しないようにしましょう。
自分の足
フィッテングというのはまず自分の足を知ることから始まります。私の失敗談を記載していますので、一度目を通してみてください。
私が重視するのは「踵」「土踏まず」「ワイズ(幅)」「甲の高さ」の4つです。
この4つをチェックしてフィッテングを行わないということは、フィッテイングを行っていないと同じだと思います。普段靴の様に「だんだん足に靴が馴染んでくるので、最初は小さめがいい・・・」などの考えは捨てましょう。
私が実際に行ったショップは吉祥寺アウトドアショップ山幸です。
店員さんは「足に合わない靴は売りません!」と断言され、とても好感が持てました。
LOWA TAHOE PRO GTX WXL タホープロ
こちらは実際に購入したタホープロです。
日本人向けのワイドサイズが展開しており、化学繊維の靴が多い中ヌバックを使用した登山靴です。靴好きの私にはなんともストライクゾーンを射抜くフォルムですね。 日本人向けと言っても、すごく幅広に作っているわけではなく、現代人に向けて若干広めの幅と言った印象。靴底を張り替えることで、長い間使用できるのも靴好きにはたまりません。
BC穂高さんのyoutubeなどを参考に、オイルド加工を行いましたが別の靴のようになりました、
このオイルド加工の工程はまた別で記事にしたいと思っています。
スカルパ トリオレ プロ GTX
この靴も私に合う靴になります。
セミワンタッチのアイゼンも装着でき、化学繊維のためメンテナンスも容易です。
登山靴選びは妥協しない
なにも装備を持たない初心者ほど、多くのハードウェアを調達しなければならずお金を節約しがち。
登山の中でも「歩く」「登る」というのは、避けては通れないもの。足が痛ければ「歩く」ことも「登る」こともできなくなります。
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