はじめてのスキーブーツ購入
先日、津黒高原スキー場にて初めてスキーデビュー。スキーの楽しさに味を占めて1週間もない間に、スキー場に赴く事を決めました。
初めて滑った津黒高原スキー場ではスキー板、ストック、スキーブーツすべてレンタル。しかしスキーブーツだけは初心者ながらフィッティングで全然滑りが変わることに気づきました。登山でもそうですがブーツによって足の疲れ、足運びが全く変わります。レンタルして他人の履いたスキーブーツを痛みを抱えながら使うより、スキーブーツだけでも初期投資したほうがスキーを楽しめるのではないかと思い購入を決意!
[kanren postid=”1347″]
スキーブーツとスノーボードブーツは違う
スキーとスノーボードのブーツは違います。当たり前ですよね。でも私は本当になにも知らない初心者なので、最初はここから始まりました。
見た目が全然違います。スキーブーツはプラスチック製のシェルの中にインナーが付いていて、踵とつま先にはスキー板に引っ掛けるためのコバが付いています。スノーボードブーツは前後に足を動かすため柔らかく、大きなスノーシューズのような印象です。ちなみにクランポンが取りつけられる登山ブーツでスキーをされる方も一部にはいらっしゃるようです。
加工と熱成型
スキーブーツには登山靴とは違い大きなチューンナップ(加工)ができるようです。また近年インナーの熱加工もできるブーツがあるようで、熱を加えて足の形にインナーを成型できる製品もあるようです。
シェル加工は切ったり削ったり、熱加工で広げたりでかなり選択肢が多く、初心者にはそのチューンナップの良し悪しが分かりません。実際滑って気になる部分があれば、その都度調整しようと思います。
POWER’S 岡山店
今回はヤマノホールディングスのショップ、POWER’S 岡山店にお邪魔しました。だいせんホワイトリゾートでのスキー・スノーボードの試乗受注会、スキーウェアの展示会を行ってくれる、田舎の数少ないウィンタースポーツショップ。ウィンタースポーツ取扱いだとあとは・・・・ヒマラヤなどでしょうか。
専門性の高い道具なので、スキースノーボード専業のスタッフさんがいる場所がいいと思いPOWER’Sを選びました。
商品を選ぶ
シーズン終盤ということもあり、10~30%OFFのセール中。サロモン、レグザム、ヘッドといったよく見かけるブランドが多数ありますが、サイズによってはないものも多く消去法で選んで行きます。
最初にサロモンのX-PROシリーズを履かせて頂いたと思うのですが、思ったより足が痛くヘッドを履いて好感触。レグザムを試しましたがヘッドの方がフィット感がいいのでそちらに決めました。
注意なのはFLEX(フレックス)値。「ブーツ硬さ数値」は男女差、経験差で変わってきます。男性で初心者の場合、程度柔らかい100~110が目安のようですがあくまで目安。登山靴と一緒で実際に履いて確かめるのが良いでしょう。
ちなみに試着した際に使用したソックスは、同店で一緒に購入したスキー専用のソックスを使用しました。
お値段は6000円前後。スマートウールの靴下の倍の値段に驚きつつ購入しましたが、これが抜群に足が疲れない。トレッキングソックスで滑った時とは、滑った後の足の軽さが全く違います。
[aside type=”warning”]注意
登山用のソックスとは違い、スキー用は薄いソックスを使用します。またフィッテイングには実際に滑る際のソックスを必ず持参しましょう [/aside]
インナー熱成型
購入を決めたところでインナーの熱成型を行ってもらいます。個人的にはこれが一番の楽しみでした。ちなみに店舗購入商品は加工賃無料、持込み有料です。
- インナーだけを温める(15~20分)
- 立ったまま履いておく(20分~30分)
これで完了です。登山靴でも同じような製品が出てきませんかね。面白いと思うのですが・・・。
履いて選べるありがたさ
なかなかスキー靴を履いて選べるショップは地方には少ないものです。また調べるほどスキーブーツは履いた後のチューンナップが重要な事に気づきます。チューンナップは専用の工具などがないと難しいですし、個人で修理するのも中々難しいでしょう。
体の傾き、膝の角度など測定して色々なアドバイスも頂きました。モニタにかじりついて勉強できることもありますが、熟練者に聞かなければ分からないことも多いですね。
コメント